那「あの時ヒントあげたのにまだわかんないんだ。
俺は破龍華の総長、羽柴那智。
一様、羽柴組の頭の息子なんだよね。」
その言葉を聞いた龍姫はやっと謎が解けたように
ポンッと手を叩き納得した
龍「だからか♪
あの時那智と会って、なんか獅輝と感じが似ててさ。
ずっと疑問だったんだよな!!」
那「てかなんで驚かないの?
今俺は御海道組の敵である羽柴組の息子が目の前にいるんだよ!!!?」
普通ならもっと警戒とかするのに。
なんでこんなにも普通なんだ?
龍「羽柴組の息子だから何かあるのか?
私は羽柴那智と言う一人の人間を見てるし。
別に今はそんなこと
関係ないじゃん。」
大体、敵として那智が見ているなら
とっくの昔に俺をやってるはずだしな。
那「アハハハッ!!
本当龍姫は最高!!」
俺をヤクザの息子としてじゃなくて
俺自身を見てくれてるなんて...
今まで出会った女の中で誰もいなかった
龍「さっきの発言にそこまで笑える要素あったか!?
でも獅輝と感じが似てけど違う部分がある。
その諦めた瞳は獅輝とは違うな。」
那智の頬にそっと触れると、まじまじとその瞳を覗き込んだ
