「そんな可愛いの似合うかな?」



今まで着たことも考えたこともないチョイスに


不安がこぼれる



「似合いますよ。
きっと…その柔らかい雰囲気にぴったりです。」



ヘニャッと笑った彼の顔が
可愛くて


幼くて



優しくて…




気が付いたら


涙が溢れた