黒ユリのタンゴ

「・・・結果を掲示するためのスコアボードを2つ。
これは1月8日までにあれば問題ないよ。

昨年のものが文芸部に保管されているので参考にして・・・


・・・念のため当日のQ&Aを作成する。

これは昨年の問題点を基に私のほうで作成するので、後で皆で確認してほしい・・・

・・・・・・

・・・・・・」

「以上で説明を終了します。何か質問は?」


・・・怒涛のような説明が終わった。
とはいえ、整理されていて非常に分かりやすかった。今すぐ作業にとりかかれる。
他の委員も同じようだ。


「それじゃ、今後は毎週金曜に進捗報告を兼ねて集まってもらうよ。何か分からないことがあったら、随時聞きにきてほしい。

念のため、携帯アドレスを連絡しとくので、緊急時はこちらに宜しく。

それでは1月22日の当日まで、宜しくね。以上」


さらさらと自分のアドレスを板書すると、ボスはふうっと息をはいた。