黒ユリのタンゴ

浜田先輩は、保健室の先生に連れられて入ってきた。

ボスに促され、近くの椅子に座る。



顔が青ざめている。


やっぱり何かあったんじゃないの?

私はボスのさっきの言葉が信じられなかった。


「さて、浜田さん。」

ボスは浜田先輩に話し掛けた。


「今まで何をしてたのか、教えてもらおうかな」



全員の目が、浜田先輩を見つめた。


・・・。


少しの間を置いて、浜田先輩は軽く目を閉じると

こう、話しだした。


「大会の直前から、用具倉庫にいました」