黒ユリのタンゴ

これには、わたしたちはブッ飛んだ。



あっけにとられる私たちに「チャオ」と投げキッスをすると、

ボスは華麗にステージに出て行った。



キャーという歓声が聞こえた。

・・・まさか、智香じゃないでしょうねぇ・・・?



そして、ボスは、何事もなく。


百人一首を読み上げていったのである。



その間私たちは

まだ何が起こっているのかわからず

ボーゼンとしていた。



そして光永先輩の携帯には、一通のメールが届いていた。

『ごめんね。』


浜田先輩からのものだった。