黒ユリのタンゴ

私の考えはこうだった。


私たちは文芸部の後輩。


小倉先輩の自宅に電話して、親に状況を聞く。

「具合が悪い」のレベル感がどこまでなのか。

出歩けないのか、ちょっと出歩くぐらいは可能なのか。


さすがに冬休み中のアリバイは聞けないだろうけど、何か参考になることは分かるかもしれない。



そこまで話をすると、学年12位の神田君は拍手してくれた。

目がキラキラしているところを見ると、イヤミの拍手じゃないみたい。