黒ユリのタンゴ

慣れない教室の中。

神田君はいくつかのコピーを渡してくれた。

いくつかの書き込みが入っている。


「まずこれ。文芸部名簿」

はい、と受け取る。


「そしてこれが、浜田先輩が入選したという文芸誌『暁』のコピー」

これまた受け取る。

こっちのコピーは複数枚あるようだ。



「しかしすごいじゃない。文芸部名簿なんて」

「ふふ。探偵になれるかなあ」

・・・答えになっていない。

本人は探偵気取りで眼鏡を動かしている。


本題に入らないと!!