好きになってごめんね……先生。

「大丈夫。拓海は?」



「俺は一食ぐらい抜いても死なないからいいや。もう少しここにいてやるよ。」



「うん。ありがとう。」



今頃、健介先生と吉井先生は一緒にご飯でも食べてるのかな?



そう思うとまた悲しくなってきて涙がこみあげてくる。



しばらくまた拓海に頭を撫でられてた。



「落ち着いたか?奈緒。」