夏の事。

また、タケルとあかりは<秘密基地>で遊ぶ以外でも、

『よし、今日は畑へ手伝いに行こうぜ!!』

『うんっ!!』

と、言葉を交わし

あかりの祖父母の家の畑や、タケルの家の畑へ遊びに行った。


そして、「お手伝い」には程遠い、土遊びや、あかりの祖父が運転するトラクタに乗り遊んだりしては、

『ほれ!!危ないから、ちょすんでない!!』


だとか


『美味しいご飯を作ってるようだけど、野菜を支える土まで手ぇ出すんじゃないよ』

と、あかりの祖父やタケルの母に怒られていたっけ。


一緒に宿題をしたり、一緒に寝たり、一緒にお風呂にも入ったりもした。

元々人見知りのないタケルは、夏休みの間で、

あかりは<かけがえのない友達>だと、そう思っていたのである。