夏の事。


そんなあかりを見たあかねは


「………………。」

また、ギュッと両手を握り締めた。

そして

「…アヤトがそういってんだからとっとと諦めたらいーじゃん。

うぜーんだよ。」

と、ポソッと言った。


「え?」


「うぅん、なんでもないっ!
あ、私これから用事あるからぁ〜」


そう言って、パタパタとどこかに行ってしまった。


そして、その日から、あかねはあかりに話をかけなくなった。