オパール・オッドアイ

「そんなこと無いよ!
仕方ないるーちゃんに電話して聞いてみよう。」

「まぁ姉ちゃんにしては、妥当な判断だね。」

「酷い言われようだね。」

「時々的外れなこと言い出すもんな、聖歌って。」

「~!!
うさぎまで私馬鹿にして!
…後で雪お兄ちゃんに言い付けてやる。」

「げっ!
姉ちゃん、大人気ない!」

「さっき敵に回したくないって話したばっかなのに…。」

二人を無視してるーちゃんに電話する。

『はいはい?
どないしたん?』

『ごめんね、るーちゃん。
メモに書いてもらったえごまが何だか解らなくて…。
何処に売ってるの?』

『あー、そっか。
あんま見ぃひんもんな。
丸いごまみたいなもんや。
えごま自体普通はそんな出回ってないんやけど、そこの近くで取り扱ってる店があんねん。
説明足りんかったわ。堪忍な?』

『気にしないで?
それと売ってる場所教えてもらっても良い?
私達じゃ日付変わっても見付けられそうにない。』

『…そこまで頑張らんでも見付からんかったら帰ってきてええから。』

るーちゃんに今の場所を伝えてそこまでの道を教えてもらった。
どうしても解らなくなったら味噌屋は何処か人に聞いてみれば解るらしい。

『元々は味噌専門店やったらしいんやけど店の主人の趣味で色々な豆やら雑穀やらやり始め、今ではハーブや香辛料にまで手を付けて何屋だか解らんようになってるんよ。
でも味噌屋言うたらあそこしか無いから。』

『なんか凄そうな所だね。』

『そや。
そこの店長、可愛いもの好きなおネェ系の厳ついオッサンやから気ぃ付けや?
せいちゃんもそうやけど、はく君やうさぎに伝えといて?』

『?うん、伝えとく。』

『(解っとらんな。)うさぎに替わってもらってもええかな?』

『わかった』
「はい。るーちゃんがうさぎに替わってって。」

「俺?」
『はい。替わりました、椋兎です。』

『これは私からの助言や。
後ではく君にも伝えとき。』

『はぁ…。何でしょう?』

『これから向かう所にはモンスターがおる。
自分の身は自分で守りぃや?
気ぃ抜くと掘られるで。
詳しくはせいちゃんに聞き。
健闘を祈る。』
ブツッ、ツーッ、ツーッ、ツーッ