「…?
椋兎まで熱でもあるのか?
顔が真っ赤になってたけど何かあった?」
「ううん?
さっき話したけど元気そうだったよ?」
「ならいいけど…。
雑炊温めて貰ったけど食べれそうか?
林檎をすりおろしたのもあるけど。」
「ありがとう。
せっかく作ってもらったんだから両方貰いたいけど全部は無理そう。」
「それじゃあ、雑炊と林檎少しずつ食べたら?」
「うん、そうする。」
食事の乗ったトレーを受け取ろうと手を伸ばしてみたものの、それを避けるようにトレーはひょいっと上に持ち上げられた。
「?
雪お兄ちゃん?」
「俺が口まで運んであげるから、大人しく食べさせられなさい。」
キラキラ笑顔で楽しそうな雪お兄ちゃん。
それは若干恥ずかしいのですが。
「大丈夫!
自分で食べられるから!」
「病院行くのとどっちがいい?」
私が本当に病院嫌いな事を知っている雪お兄ちゃんは余裕の笑みだ。
「…それちょっと卑怯じゃない?」
「卑怯で結構。
俺は聖歌に食べさせたいんだから。
ほら!あーん。」
軽く冷ましてから口元に雑炊を持ってくる雪お兄ちゃん。
仕方なく口を開けて雑炊を食べる。
るーちゃんの雑炊はとても美味しい。
出汁はよく効いてるし濃くも薄くもなくてちょうど良い。
ほっとする味だった。
「美味しい。」
「そっか、良かったな。
はい、あーん。」
ただ、この「あーん」でなければもう少し心穏やかに食事出来たんだけど…。
聞いては貰えなさそうなので諦めて食事を続ける。
結局少なめに作ってもらったのに少し残してしまって、林檎も冷えていて美味しかったけど二口だけしか食べられなかった。
「ご馳走さまでした。
美味しかったです。
残してごめんなさい。」
「瑠璃さんに伝えておきます。
この風邪薬飲んだらまた寝なよ?
また調子悪くなってるだろ。」
どうやらばれていたみたいだ。
「うん。
でもあまり寝たくない。」
またあの夢を見るかもしれないと思うと調子悪くても寝る気にならなかった。
出来ることなら二度と見たくない。
寝ないで済むならそうしたいくらい、寝ること自体が怖い。
椋兎まで熱でもあるのか?
顔が真っ赤になってたけど何かあった?」
「ううん?
さっき話したけど元気そうだったよ?」
「ならいいけど…。
雑炊温めて貰ったけど食べれそうか?
林檎をすりおろしたのもあるけど。」
「ありがとう。
せっかく作ってもらったんだから両方貰いたいけど全部は無理そう。」
「それじゃあ、雑炊と林檎少しずつ食べたら?」
「うん、そうする。」
食事の乗ったトレーを受け取ろうと手を伸ばしてみたものの、それを避けるようにトレーはひょいっと上に持ち上げられた。
「?
雪お兄ちゃん?」
「俺が口まで運んであげるから、大人しく食べさせられなさい。」
キラキラ笑顔で楽しそうな雪お兄ちゃん。
それは若干恥ずかしいのですが。
「大丈夫!
自分で食べられるから!」
「病院行くのとどっちがいい?」
私が本当に病院嫌いな事を知っている雪お兄ちゃんは余裕の笑みだ。
「…それちょっと卑怯じゃない?」
「卑怯で結構。
俺は聖歌に食べさせたいんだから。
ほら!あーん。」
軽く冷ましてから口元に雑炊を持ってくる雪お兄ちゃん。
仕方なく口を開けて雑炊を食べる。
るーちゃんの雑炊はとても美味しい。
出汁はよく効いてるし濃くも薄くもなくてちょうど良い。
ほっとする味だった。
「美味しい。」
「そっか、良かったな。
はい、あーん。」
ただ、この「あーん」でなければもう少し心穏やかに食事出来たんだけど…。
聞いては貰えなさそうなので諦めて食事を続ける。
結局少なめに作ってもらったのに少し残してしまって、林檎も冷えていて美味しかったけど二口だけしか食べられなかった。
「ご馳走さまでした。
美味しかったです。
残してごめんなさい。」
「瑠璃さんに伝えておきます。
この風邪薬飲んだらまた寝なよ?
また調子悪くなってるだろ。」
どうやらばれていたみたいだ。
「うん。
でもあまり寝たくない。」
またあの夢を見るかもしれないと思うと調子悪くても寝る気にならなかった。
出来ることなら二度と見たくない。
寝ないで済むならそうしたいくらい、寝ること自体が怖い。

