俺は大翔を置き去りにして、駆け出した。 一刻も早く、あの泣き声から離れたい。 マシだろ!トイレやゴミ捨て場に捨てる親よりは!! 俺は走った。 泣き声が遠のく。 俺は自由だ。 どこまでも行けるような気がして、 ――俺は、走り続けた。