「ホントは彼が来るべきなんだけどー、彼も照れ屋でー。代わりにうちが来たんだけど、誤解させちゃった?」
「ううん、えと、正直ちょっと怪しんだけど、もう大丈夫だから」
ヒカルが少し、赤くなった。
こんな時だけどやっぱりかわいかった。
「よかったぁ。薫ちん、みんなで集まるといっつも彼女の話するしぃ。
うちのせいで、仲良しの2人が別れたらイヤだもんね」
絵里奈はそう言うと、黒光りするカバンを持って立ち上がった。
「そんじゃーあとは2人でごゆっくり。薫ちん、またみんなで飲もーねー。あ、よかったら彼女さんもね♪」
2人で絵里奈を玄関まで見送る。
俺は部屋へ戻ると、ガックリとベッドに座り込んだ。
