マイベイビー&ハピネス☆


「で?2人で何の相談してたのー?」


絵里奈がお茶を受け取りながら聞いた。


「なんでもねーよ」

「あは♪もしかして薫ちん、彼女さんにうちとの関係、疑われてる?」



鋭い。ヒカルが苦笑する。



「そういうわけじゃ…」

「違うんだよー。うち、こーゆーの、よく誤解されるんだけど。

今日ここに来たのはねー、薫ちんにお詫びしようと思って」

「お侘び?」


ヒカルが首を傾げる。


「そう。この間、みんなでクラブに行ったんだけどー、うちの彼氏が酔っ払って、薫ちんのこと殴っちゃったしょー。

今日は彼の代理で謝りに来たの。この間はゴメン。はいコレ、侘びの品」



絵里奈が、紙袋から包みを差し出した。


「え、いいよ。だって俺、結局お前の彼氏、のしちゃったし」


俺は断りながら、内心ホッとした。

もしかしたら、絵里奈はこういう局面には、慣れているのかもしれない。


「でも先に手ェ出したほうが悪いってゆーし、せっかく買ってきたしー」


絵里奈は、断る俺に包みを押し付けると、ヒカルに向き直る。