「途中で大翔くんを警察に連れて行って終わらせようとした……。でも、苦しんでる薫を見たら、それも出来なくなって……。だから、大翔くんが、こんなことになったのは全部私のせい……私は最低」 俺はヒカルを抱き寄せた。 腕がズキズキ痛んだが、そんなこと気にならない。 「いいから」 「……」 「もういいから」 「……」 「全部俺が悪いんだ。全部俺のせいなんだ。ヒカルは何も悪くない。分かってる」 「……薫」 ヒカルは俺の胸に顔をうずめ、肩を震わせ言った。