いつも強がりだったキミへ

隼ちゃん・・・目を開けてよ



隼ちゃん・・目を覚まして・・・



「...ピコン!」


「・・・え?」


「小村さん、沢田君の意識が・・戻ったよ」

高橋さんが涙ながら言ってくれた。


慌てて心電図を見てみると「0」ではなく、「26」と表示されていた。



隼ちゃんの周りには何十人もの先生がいる。


その中でも、隼ちゃんに必死で心臓マッサージをしていた先生が私に向かって、優しく微笑んでくれた。




「・・・・さゆ?」

うっすらと目を開き、隼ちゃんは私に声をかけた。


「うんっさゆだよ?・・・・隼ちゃん・・隼ちゃん・・隼ちゃん」


何度も何度も隼ちゃんの手を握り返して、何度も愛しい人の名前を呼んだ。