あたしは何でそんなことを言っているのか分からなかった。 だが、 リュウ兄が冗談で言っているには顔が真剣すぎるし、 リュウ兄があんなに険しい顔をしているのは初めて見た。 そして あたしはリュウ兄に言われたとうりに構える。 その時、ある変化が起こった。 「―――ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」 殺気!! あたしが感じたのはいつもよりも遥かに痛い殺気。 煌と本気で殺り合った時よりも痛かった。 ビリビリして、ゾクゾクして、恐い。