「何でオマエが知らんのじゃ!!!?」 「知らんモンは知らん!!!!!!」 「あー、もー、喧嘩しない、喧嘩しない」 慧が『呆れた』という顔をする。 「で、俺等が何で分かったかというとなぁ ピアスや」 「……ピアス?」 「そや。 アイは隼人とピアス交換したやろ? アレが印や」 「……だからあんなに喜んでいたのか…」 納得。 「……早く隼人んトコ行ってこい」 柚子がねむたそうに言った。