「………ッ、」


「うん!!さっきより大分進んだよッ!!!!」







リハビリ始めてかれこれもう3時間たかは経つ。



あたしはいまだにたったの10mも上手く歩けずにいた。








「はい、もう一回!!!!」



隼人に言われて、またリハビリをしようかとした時



「お、アイと隼人発見!!!!」


と、言うおどけた声によってやる気が失せた。







「あ、慧」


「何やアイのリハビリしとったんか」


「あ、柚子に宙」


「病室にいないから探したんですよ?」


「……無事で良かった」


「あー、ゴメン。そのことに関しては謝るワ。

んで、柚子」


「……ん」


「病院の中なんだから無事で当たり前じゃん」





隼人はそう言ってまた無邪気な顔で笑う。

















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半年以上、一緒にいるのにまだ、




















まだ、














その笑顔に馴れないか……?

















やはり

















眩しい。