この商品をご使用になれば、どんな相手も貴方の虜に!【BL】


「上がった。香水取れてる?」

念のため、確認してもらう。

「大丈夫、もう匂いしてない」


よかった。


だけど、チャイムも携帯も、
静まる事が無い。


……やっぱり薬か。

どうすればいいんだろう。



「これ、読んだんだけどな」

「どうだった?」

微妙な顔で、入江は続ける。


「まずその前に、
 お前に聞きたい事がある」

「何?」

なんだろうか。

「お前、彼女が欲しかったんだよな?」

「うん」

当たり前じゃないか!
他に、どんな選択肢があるというんだ。

別にハーレム作りたい訳じゃ無いし、
男にモテたかった訳じゃ無い。

ただ、彼女が欲しかっただけだ。