「あっれー、何してんの?」
同じ学部の……名前なんだっけ?
しかし見覚えのある、
声にも聞き覚えのある誰かが
俺たちの間に割って入ってきた。
助かった!
「友達来たんで、失礼します!」
そう言って、変態紳士の元から立ち去った
駅までの道を歩きながら、
未だ名前が思い出せない彼に、
今の出来事を話して聞かせる。
……一緒に何度も昼食べてるんだけどな。
何故か名前が出てきてくれない。
……森……なんとか森だった気がする。
○森は、俺の話しを聞いて、笑った。
「ヤバいじゃん!ヤバかったじゃん!」
「ほんと、声かけてくれて助かったわ」
じゃなかったら今頃、
俺ナッシングパンティだったわ!
そんな軽口を叩いて、
ははは!と2人で笑っていると、
○森は、ふと、真顔で言った。
「……脱いじゃえばよかったのに」
その後はまた笑顔に戻ったけど、
ぼそりと言ったその言葉で
俺はまた、背中に嫌な汗をかいた。
……コイツもか?!



