――――――… ―――… 息がくるしい。 だけど…止まりたくない… 先輩との思い出が詰まったこの町は…今の私にとっては辛すぎるから… 辛い… 悲しい… くるしい… 嫌だ… 浮かれていた自分がバカ過ぎて嫌になる。 なんて…愚かだったんだろう。 「うっ…う"う…ひっくっ」 来たこともない空き地に着き、しばらくそこで声を出して泣いた。