「へぇ〜歌か…。波のワルツだったり、海の歌だったり…共通してるな。」 「あっ、そこから、今回の脚本できているんですかね…。」 仁藤は、空を見上げてみた。 「どうかな?でも、ロケに活かせるだろうな。」 「そうですね…。じゃ、送って頂いて有難うございました。」 と、言いながら改札口へ駆けていく仁藤を浩二は見送った。