海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜



「えっ!?」

「だって、悪さしたの…、美由紀ちゃんの為だったんだもんね。王様は許してくれるよ。」

「ありがとう。私のいない時になんかあったら、真愛を助けてあげてね。」

「ああ、約束するよ。」

「やだよ、浩二の世話になるのは。」

仁藤を連れて戻って来た真愛が、浩二の言葉を拒否した。