「わかった…。あれ!?ともちゃんの事、いつから名前で?」 「前からだよ。真愛と仲良くなってて、たまに携帯代わってたから。」 「知らなかった…。」 浩二は、中央側の売店の方を見た。 そこには、ちょこっと隠れて様子を見ている仁藤がいた。 「巴ちゃん、来てるんだ。」 浩二の視線を追った真愛が、仁藤の側に駆けて行った。