真愛は、美由紀の肩の上に手を置いてしばらく、イルカの鳴き声が響く闇の中で涙ぐむ美由紀が泣き止むのを待った。 「…ごめんね…。もう…いいよ…。」 しばらくして、美由紀が顔をあげた。 「今日は、私のバイクに乗ってこ…。こんな事になってるかもって…、迎えに来たんだ…。」 「ありがとう…、最初で最後だけど…よろしくね…。」 「うわぁ〜、こんな姉想いの妹を信用していないんだ…。」 「それとこれは別よ。」 美由紀は弱々しい笑みを浮かべた。