仁藤はそれでも、恐る恐るな足取りで、浩二の側に歩み寄った。 「キュ・キュ・キュ〜♪ 」 「キィ・キィ・キィ〜・クァ〜♪」 「なんか、楽しそう…。」 仁藤は浩二の隣りに座り、頭を浩二の肩に預けた。 浩二は一瞬、間近の仁藤を見て顔を赤らめると、また海を見つめた。 「もう…。」 仁藤は小声で呟いた後、同じように海を見つめた。