「だって、シュウイチ君のマキちゃんへの想いなんてそんなもんじゃなかったよ。…実際私の事なんて、これぽっちも覚えてくれていないしね。」 「ごめん…。」 「謝らないで。その代わりに、今度こそ恋人同士にならないとダメだよ、あのトモミって子と。」 美由紀は海の果てを見つめ、浩二も同じように海の果てを見つめた。 ここでOKが入り、美由紀は立ち上がって三厨達のもとへ歩いて行った。 その後姿を見ながら、 「忘れられないよ…。あの時の涙は…。」 浩二は静かに呟いた。