「たっ君!何してんの!こんなマンガみたいな手にひかかって!ちゃんと、見張っていてって頼んだでしょ!」 汐莉の怒鳴り声に、 「面目ない…。」 と、福永は大きな体をこれ以上は無理というくらい小さくした。 「まずいの!。1年の話聞いたら、今のこうちゃん…、殻なしの素みたいだから…弱ってたら最悪…………。」