「ともちゃん?僕と付き合うの…嫌なの?」 浩二は、もう一度仁藤に話しかけた。 そこで仁藤は我にかえって、 「えっ…え〜と…嬉しいです…。トモこそ…お願いします。」 と、赤面しながら、頭を下げた。 周りからの祝福の声に対応した仁藤は、 「でも、松浦先輩…いきなり…どうしてです?」 と、浩二を見た。