白緑蝶"Ice green butterfly

止め処なく溢れる涙の雫は
私がコクリと頷くのと同時に
頬を伝い、顎先から地面へと
落ちた。

貴方はこの場所で何度私を
抱きしめた?

貴方の背中に回す腕に
力を込める私は問う。

「絶対、解散しない?」

「ああ、しない」

「よかった」

抱き合う私達に、聞こえる声

「ヒワ、おまえ、ほんとに
 それでいいの・・・?」

「マスミ、やめろ
 ヒワが決めた事だ
 おまえは、もう何も言うな」

「やってらんねぇ

 抱き合うなら場所
 考えてやってね

 俺、仕事、戻るわ」