白緑蝶"Ice green butterfly

引っ切りなしに新曲を催促する
電話がケイトから掛かってくる
が、俺は、おざなりに返事を
するだけ。

電話の、ケイト声・・・

「ソラ、また酔ってるの?
 毎日毎日、いいかげんにして

 ねえ
 新曲は、どうなってるの?

 貴方が休業するなら仕方ない
 わね、私、他の人に曲を依頼
 するわ

 ねえ、聞こえてる?」

「・・・ああ」

ケイトの悲しい声。

「本当に、いいの?
 私が他の人の曲を歌っても」

「ああ、構わない」

「ほんと、くだらない
 たかが女と別れたぐらいで

 ねえ、ソラ
 仕事がなくなっても私は
 もう知らないわよ」

プープープー