白緑蝶"Ice green butterfly

「セナさんは・・・」

「アイツにも俺の気持ちは
 届いたと思う
 セナも本心は、きっと
 俺達と同じ気持ち

 もう少し時間はかかるとは
 思うが、いい返事を貰える
 まで何度でも話し合いは
 続ける

 セナがいなきゃ
 ソレイロリアじゃない」

「あっ、皆さんが
 出てこられました」

プップー

そのクラクションの音にユラは
こっち側を見ようとした。

おまえは、俺に気づけない?

「皆さん、急いでください」

エスカレートする、ファンの
騒ぎ声にも、おまえは耳を
傾けることなく、寄り添い
男の話を聞いている。

俺など、おまえの眼中にない。

「ソラ、おまえ、何で?
 ホサカちゃんは?」

車に乗り込んでいる空の姿に
驚いたのは、湊。