白緑蝶"Ice green butterfly

「ヒワ、その後どう
 大丈夫なの?」

「うん、大丈夫だよ
 
 もうすぐ

 思い出になるから・・・」

「そう」

タクシーに乗車して帰って行く
百枝を見送った私はほんの少し
一人きりで夜風に当たっていた

その頃、クラブ内・・・

店内、ざわつく声。

「キャー、キャー」

黄色い声援が飛び交う中、咲は
人が集まる場所を見つめ、酒の
あてにしながら、飲み進めて
いた。

「おいしい

 あの~
 何かあったんですか?」

咲は、見ず知らずの人に状況を
聞いてみた。