白緑蝶"Ice green butterfly

「いいんです
 セナさんの気持ち
 
 私には痛いほどにわかる
 
 服は、あの角に打つかって
 破れただけ・・・

 貴方のせいじゃない」

私から、顔を逸らす瀬名さん。

「すまない」

「この事は
 ソラには言いません
 
 大事にはしたくないから
 ・・・」

「あり、がとう・・・」

カランカラン

瀬名さんは、ふらつく足取りで
店を出て行った。

「どう言うことだ、おまえ
 
 俺が来なけりゃ偉い目に
 セナって、あの瀬名?」