あの日・・・
私は一人きり、お店に残って
新しいお花のアレンジを何通り
も練習していた。
うまく、いかないなぁ
見本のとおりに、綺麗には
まとまる事のない花束。
自分の不器用さに、つい
イライラが募る。
ワイヤーを外す指先。
「イタッ」
ワイヤーの先が刺さると
一点の赤い血が指先に
浮かびあがる。
指先をぺろりと舐めた私は
唾液で滲む血を見つめる。
ただ、見つめる。
血・・・
私は一人きり、お店に残って
新しいお花のアレンジを何通り
も練習していた。
うまく、いかないなぁ
見本のとおりに、綺麗には
まとまる事のない花束。
自分の不器用さに、つい
イライラが募る。
ワイヤーを外す指先。
「イタッ」
ワイヤーの先が刺さると
一点の赤い血が指先に
浮かびあがる。
指先をぺろりと舐めた私は
唾液で滲む血を見つめる。
ただ、見つめる。
血・・・


