白緑蝶"Ice green butterfly

ドアの前、その立ち姿に
驚く私をよそに、赤い陶磁器
を指差したのはケイトさん。

「ソラの家に同じ花瓶が
 あったわ

 ここに貴女がいる
 正解だったわね」

微笑む、ケイトさん。

私、彼女が苦手。

「ケイトさん、どうして?」

「貴女と話がしたくて・・・
 この間は、ごめんなさい」

「その事でしたら
 私はもう・・・」

「今日の話は違うの
 
 貴女、ソラと結婚するって
 本当なの?」

「・・・・・・」

何も言えない、私。

「正直に答えて・・・」