白緑蝶"Ice green butterfly

私の頭を優しく撫でる
ソラの手。

「嬉しい?」

「うん、うれしい
 
 帰ったら
 聞かせてくれる?」

「どうすっかなぁ?

 うそ、聞かせてやるよ

 その代わり、飯
 食わせてくれる?」

「うん、いいよ

 温めなおしてあげる」

手を繋ぎ歩く私達の事を
見つめる視線。

その視線に気づかない程
今の私達はお互いの事だけ
見つめていたい。

私の為にソラが作ってくれた
曲は、私が聴いたあの曲
だった。

「ソラ

 この曲は、誰にも
 あげないでね」

「ああ、誰にも遣らねえ」

約束だよ・・・