白緑蝶"Ice green butterfly

姉の言葉に、ソラは息を
大きく吸い飲み込んだ。

「もう、お姉ちゃん
 ソラを驚かせないでよ

 カッちゃんだって
 喜んでくれる」

「もちろん

 喜びと同じ分だけ、男親
 はね、哀しいもんなのよ

 複雑なの」

「覚悟はできています」

ソラの力強い声。

「じゃあ
 行ってらっしゃい
 
 そうだ、ヒワ 
 
 時間がある時でいいの
 一度、二人で家の方にも
 いらっしゃい

 四人で、お食事しましょう」

「うん

 お姉ちゃん、閉店作業の
 邪魔してごめんね」