白緑蝶"Ice green butterfly

『私が一方的に好きなだけ』

その言葉が、引っかかる
俺の胸・・・

「それなら、尚、いいじゃん
 そんな男、思ってないで
 せっかくの夜、楽しも?」

「やめて」

右手で卯月の腕を掴み
自分の方へと引き寄せ
左手で男の肩を掴む、空。

「キャッ、ソラ
 来てくれたの?」

「ああ、待たせたな
 
 悪いけど、女
 返してもらう」

「あはは、何、言ってんのぉ?

 ふうん、お兄さん
 イイ男だねぇ?

 彼女が、惚れるのも 
 分かるわ」

「その顔じゃ、相当
 いろんな女と
 ハメてんでしょう?」