白緑蝶"Ice green butterfly

「ソラ」

俺の足は、どこへ向かう。
 
必死に駆けて

誰の元へ・・・

その頃、卯月は一人歩く夜道で
案の定、二人の男性に声を
かけられていた。

「こんな夜中にどうしたの?
 彼氏と何かあったの
 泣いちゃって可愛そうに」

「触らないでください」

「何なら、俺達が慰めて
 あげようか?

 彼氏なんて忘れなよ」

男と、もめている卯月。

その情景を見つめる、空。

聞こえる、卯月の声・・・

「彼氏なんかじゃない
 ソラは、そんなんじゃない
 
 私が一方的に好きなだけ
 
 放して・・・」