白緑蝶"Ice green butterfly

ソラ、貴方は貴方の世界へ。

私は、私の世界で貴方の帰り
を待ってる。

貴方が留守の日も貴方の家へ
と帰り、一人、時を過ごす。

ソラから預かってる、飾りの
ついた合鍵を使って部屋の
中へ入る。

鍵は、いつもの
ブリキボックスへ。

真っ暗な部屋に明かりを点し
冷たいお弁当を食べる。

「ふう・・・
 
 一人は、寂しいなぁ」

私はもう、自分の家になど
帰っていない。

この部屋と花屋を行ったり
来たりしてる。

この場所こそが、私が生ける
空間

そう、この天使の涙のように。