「音楽、スタジオ?」
「そんな、いいもんじゃねえよ
ただの作曲室」
作曲?
私は、部屋の壁に飾られた
大きな額、一枚の写真に
目を奪われ、息を呑む。
その写真に釘付けになり、魅了
された私はもっと近くで見たい
と一歩一歩、写真に近づく。
写真には、ある日のライブ光景
ファンが差し伸べるたくさんの
手の波に、今にも飲まれそうな
そんな中、中心に立つヴォーカ
リストは、マイクスタンドを
抱きしめ歌う。
そう、それはまるで
愛しい人を抱きしめるように。
・・・・・・あれ?
私は、その写真を見つめては
貴方を見つめてと、繰り返す。
そして、気づく。
ファンの人達と同じように
差し出した私の手、指先。
貴方は・・・
「鍵谷さん?」
「そんな、いいもんじゃねえよ
ただの作曲室」
作曲?
私は、部屋の壁に飾られた
大きな額、一枚の写真に
目を奪われ、息を呑む。
その写真に釘付けになり、魅了
された私はもっと近くで見たい
と一歩一歩、写真に近づく。
写真には、ある日のライブ光景
ファンが差し伸べるたくさんの
手の波に、今にも飲まれそうな
そんな中、中心に立つヴォーカ
リストは、マイクスタンドを
抱きしめ歌う。
そう、それはまるで
愛しい人を抱きしめるように。
・・・・・・あれ?
私は、その写真を見つめては
貴方を見つめてと、繰り返す。
そして、気づく。
ファンの人達と同じように
差し出した私の手、指先。
貴方は・・・
「鍵谷さん?」


