白緑蝶"Ice green butterfly

この事実を知れば、おまえを
今以上、もっと不安にさせて
しまうかもしれない。

その事の方が、今の俺に
とっては、致命的。

崇を降ろす、車。

「タカシ、じゃあな」

「ソラさん?」

「事務所には戻らない
 
 このまま
 家まで送ってくれ」

時計を見つめる、空。

もうすぐ、お前に逢える。

車内に鳴り響く、着信音。

マネージャーは電話に出た。

「もしもし、私です・・・

 えっ、これからですか?
 はい、分かりました

 すぐ事務所に向かいます」