白緑蝶"Ice green butterfly

「ワタル、あいつも
 たまには役に立つな」

「あいつは、俺等の中で
 一番、バンドを
 愛してるからな」

「たまに、愛し過ぎて
 行き過ぎるけどな

 ところで、今日
 飲み行く?」

頭を振る、空。

「今日は、悪い」

「何、ユラちゃん?」

「ああ」

「なあ、例の件、どうしても
 おまえがやらなきゃ
 いけないのか?
 
 おまえじゃなくても彼女の
 曲なら、セナが書ける」

「事務所の方針に俺は従う
 だけだ

 曲は書くが、卯月には
 会わないと伝えている
 ・・・」