白緑蝶"Ice green butterfly

私は自分でも気づかないうちに
貴方の頬にこの手を翳していた

貴方の頬から、慌てて
離れる手・・・

「えっ?」

その手を掴むのは、貴方・・・

貴方は、私の手を握り締める。

「イタ・・・」

「逃がすかよ」

「えっ?
 
 ちょっと・・・」

貴方は、私の手を引き寄せ
その腕に私を抱き、耳元で
囁いた。

「俺に触れて
 ただで済むと思うの?」

抱かれながら見上げた私を
見つめる貴方の瞳は
狂おしい程に甘く

色香、漂う。