白緑蝶"Ice green butterfly

「ソラ、笑わないの」

ソラ・・・

「ヒワ、お前
 
 知り合いなのか?
 
 まさか、おまえの男?」

黙ったまま、私は真澄の
問いかけにコクンと頷いた。

「マジかよ

 おまえ、相手は有名・・・
 どころの話じゃねえな
 アニキ?」

「ああ、ロック界のカリスマ」

「まあ、まあ、そうなの?
 
 鍵谷さん、そんなに
 すごい人だったのねぇ

 ああ、それで表はすごい
 騒ぎになってるわけね」

ソラの事を知っても
マイペースな姉。

ざわついてる店の前。