白緑蝶"Ice green butterfly

「でも、貴方のおかげで
 今の私が在るのも、事実

 やりたくもないモデルの仕事
 に、女優の仕事を辞めて
 
 音楽一本で、この世界で
 生き続けることができるのは
 
 ソラ
 貴方の存在があればこそ」

「ケイト」

「いいわ、別れてあげる
  
 と言っても、付き合っても
 いないのに、別れるなんて
 おかしな話ね」

「ケイト、すまない

 本当に、ごめん」

ケイトの声色が変わる。

とても悲しい声・・・

「謝らないでよ
 
 私・・・

 惨めになるわ」

手の甲で涙を拭う、ケイト。