私は、ソラの手を握り締め
ソラの瞳を見つめ

もう一度、この言葉を伝える。

「ソラ、お誕生日おめでとう
 
 貴方が生を享けた
 今日という日は
 私にとっても喜ばしい日
 
 これからは、ずっと二人
 で祝おう」

「おまえなら、そう言って
 くれると想った」

『来いよ・・・』

今日、貴方に逢いに来た事
間違ってなかった。

お姉ちゃんや、かっちゃん
真澄には、本当悪いこと
したなあ。

明日、ちゃんと謝らなきゃ。